生命保険、医療保険加入・見直しのポイント

生命保険、医療保険に払う保険料の累計はとても高額になり、人が一生のうちに購入するものの中で、住宅の次に高い買い物になるといわれています。しかしそのような高い買い物にもかかわらず、買う物の内容をよく理解しないまま買おう、あるいは買われてしまった方は多いと思います。ここでは生命保険、医療保険の賢い買い方、買い替え方のポイントを説明します。


保険料ありきではなく、保障内容ありき

生命保険、医療保険加入・見直しの際に、えてして毎月これぐらいの保険料だったら払えるからではこの保険にするかとなりがちですが、このときにその保険の保障内容が、自分の必要とする保障をカバーできているかを良く確認しなければなりません。いざというときに必要な保障額を算出したうえで、その保障額に対応する保険金額、給付金額の保険を選んだ場合に、保険料がいくらになりましたというのが本来の考え方であり、収入の中からいくらぐらいまでなら出せるからとまず保険料を決め、その結果保障内容がいくらになりますというのは決して賢い買い方ではないでしょう。(だからといって支出の中の保険料の割合が高くなりすぎる、保険貧乏になってしまうのも賢い買い方ではありませんが。)

社会保障をふまえたうえで保障内容を計算する

もし生命保険、医療保険にたとえまったく入っていなくても、私達はすでに健康保険年金といった社会保障に加入しており、かなりの保険料をすでに負担しています。例として月収30万円のサラリーマンの負担する社会保障の保険料を見てみましょう。

合計で38,970円になり30万円の給料の約13%にもなります。またこれらの保険料は労使折半になりますので、会社も同じ額を負担していますが、その保険料も天から降ってくるわけでなく当然皆さんの働いた結果の会社の売上から出ているわけです。(雇用保険の会社負担は2,700円、また会社全額負担の労災保険料1,350円もあります。)

社会保障は、負担する保険料は高額になりますが、いざというときの給付も充実しています。特に生命保険であれば年金、医療保険であれば健康保険についての知識は不可欠です。最近ではさすがに、必要保障額を設計するときに年金、健康保険を考慮して設計をするという考え方が主流になっていますが、年金、健康保険の専門家である社会保険労務士の私から見れば、まだまだ足りていないというのが正直な気持ちです。

入ったきりではなくその都度見直す

いざというときに必要な保障額を社会保障の給付をふまえて出し、それをカバーする生命保険、医療保険に加入したとしてもそれで一生安心というわけではありません。結婚した、子供が生まれたとなれば必要な保障額そのものをまず見直さなければなりませんし、サラリーマンから脱サラして自営業を始めたとなれば、社会保障からの給付も変わりますので、やはり必要保障額の見直しが必要です。特にそんなに変化がないよという場合でも収入、貯蓄が増えたあるいは減ったとなれば、必要保障を算出した前提が変わりますので、その都度とは言いませんが定期的に見直す必要があります。算出した必要保障額は適正であっても、どうしても時間の経過とともに乖離してしまいます

どんな保険を選べば良いか

各保険会社からはいろいろな保険商品が出ていますが、その中に絶対的に良い保険も絶対的に悪い保険もありません。Aさんにとっては良い保険が、Bさんにとってはあまり適さないといった違いがあるだけです。どうしても保険加入、見直しというと、保険と貯蓄は切り離して掛け捨て定期保険が良いとか、解約返戻金を有効利用できる終身保険が良いとかといった話になりがちですが、それはあくまでも手段の選択の問題であり、加入者それぞれの価値観、性格などにより選ぶべきものであって、どちらが正しいとか間違いであると決められるものではありません。まずは適正な保障内容を算出し、それを保険に反映することこそが最も大切なことだろうと思います


業務手順

当事務所の生命保険、医療保険相談業務は、現在加入している保険、または提案されている保険に対しての疑問、問題にアドバイスをし相談料をいただくパターンと、相談をしたうえで当事務所と業務提携する保険販売代理店から保険に加入していただくパターンの2つがあります。前者は純粋なファイナンシャルプランナー業務になり、後者は保険販売業務となり加入後のフォローも当事務所でおこないます。ファイナンシャルプランナー業務では、懇意の保険販売員さんがいる場合にもセカンドオピニオンとしての役割を果たせますし、当事務所から遠距離のお客様にも対応可能になります。保険販売業務では、業務提携する保険販売代理店が扱う多数の保険会社の各保険商品から最適のプランをご提案します。また実際に保険金、給付金支払の際に、関連する社会保険給付の申請アドバイス、場合によっては申請代行できることも社会保険労務士事務所である当事務所ならではの強みであると自負しています

業務提携先の保険販売代理店の株式会社ライフステーションの会社概要、取扱い保険会社、保険商品についてはこちらからご覧ください。

ほけん情報館

現在、安部事務所では生命保険、医療保険メール相談を無料でおこなっています。当方よりこれ以降は料金が発生するとし見積もりを提示するまでは無料ですので、お気軽に保険についての疑問をご相談ください。

ご相談はこちらより承ります。


対応地域 顧問契約については、東京23区(練馬区・豊島区・杉並区・ 世田谷区・中野区・新宿区等)、 多摩地区(東村山市・清瀬市・東久留 米市・小平市・小金井市・国立市・国分寺市・三鷹市・武蔵野市・西東京 市・武蔵村山市・東大和市・立川市・府中市・調布市・昭島市・福生市等)、 埼玉県南部(所沢市・新座市・入間市・狭山市・ふじみ野市・富士見市・志木市・朝霞市・三芳町等)にて、承ります。 スポット契約、及びセミナー・講演については、特に地域の指定なく、ご相談の上 にて承ります。

このページの先頭に戻る

TOPページに戻る


TOP 事務所案内 業務案内 御契約・料金 就業規則作成、変更 退職金制度制定、変更 生命保険、医療保険加入・見直しのポイント トピック・コラム ブログ お問合せ リンク プライバシー・ポリシー サイトマップ